訳あり物件とは?4つの種類と売り方を元不動産屋がやさしく解説

訳あり物件の種類

「うちの家、もしかして訳あり物件?」「普通に売れるのかな?」と不安になっていませんか。

私は不動産業界で約20年、賃貸と売買の仕事をしてきました。その中で、訳あり物件のご相談もたくさん受けてきました。この記事では、訳あり物件の主な種類と、それぞれの売り方のポイントを分かりやすく説明します。

訳あり物件とは?

訳あり物件とは、何かしらの理由で普通の物件より売りにくい物件のことです。不動産の世界では、物件の欠点のことを「瑕疵(かし)」と呼びます。

訳あり物件は、大きく分けて次の4つの種類があります。

1. 心理的に気になる物件(心理的瑕疵)

建物そのものに問題はなくても、買う人が「気持ち的にイヤだな」と感じる物件です。

  • 自殺や事件があった
  • 孤独死で、発見までに時間がかかった
  • 火事で人が亡くなった

いわゆる「事故物件」がこれに当たります。売るときは、買う人にその事実を伝える必要があります。

2. 建物や土地に問題がある物件(物理的瑕疵)

建物や土地そのものに、目に見える問題がある物件です。

  • 雨漏りやシロアリの被害がある
  • 建物がかなり古く、傷みが激しい
  • 地盤が弱い、土の中にゴミや汚れがある

直すのにお金がかかるため、そのぶん値段が下がりやすくなります。

3. 法律のルールで問題がある物件(法的瑕疵)

法律のルールのせいで、自由に使ったり建て替えたりできない物件です。

  • 再建築不可:今の家を壊すと、新しい家を建てられない土地
  • 建ぺい率や容積率オーバー:ルールより大きな家が建っている
  • 違法な増築をしている

特に再建築不可の物件は、住宅ローンが使いにくく、買う人が限られてしまいます。

4. まわりの環境に問題がある物件(環境的瑕疵)

物件そのものではなく、まわりの環境に問題がある物件です。

  • 近くにお墓やゴミ処理場などがある
  • 騒音やにおいがひどい
  • 近所にトラブルの多い人が住んでいる

ほかにもある「売りにくい物件」

4つの種類以外にも、こんな物件は売りにくくなりがちです。

  • 共有名義で、持ち主どうしの話がまとまらない
  • 借地の上に建っている家
  • 長いあいだ誰も住んでいない空き家

訳あり物件の売り方は?

訳あり物件の売り方は、主に2つあります。

  • 仲介:不動産会社に買い手を探してもらう。高く売れることもあるが、時間がかかりやすい
  • 買取:不動産会社に直接買ってもらう。値段は安めになりやすいが、早く、手間なく売れる

訳あり物件は、普通の不動産会社だと断られたり、安すぎる値段を付けられたりすることがあります。訳あり物件に慣れた買取業者に相談すると、話がスムーズに進みやすいです。

まとめ

  • 訳あり物件は「心理的」「物理的」「法律」「環境」の4種類
  • どの種類でも、売り方を知っていれば手放せるケースは多い
  • 早く、手間なく売りたいなら、訳あり物件に強い買取業者がおすすめ

「うちの物件はどれだろう?」と思ったら、まずは無料査定で相談してみてください。

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