相続した家を売るには?流れと注意点を元不動産屋がやさしく解説

相続した家の売却

「親の家を相続したけど、住む予定がない」「何から始めたらいいか分からない」と困っていませんか。

私は不動産業界で約20年、賃貸と売買の仕事をしてきました。相続した家のご相談も、本当にたくさん受けてきました。この記事では、相続した家を売るまでの流れと、気をつけたいポイントを分かりやすく説明します。

相続した家、そのままにしておくとどうなる?

誰も住まない家をそのままにしておくと、こんな困りごとが出てきます。

  • 住んでいなくても、毎年固定資産税がかかる
  • 人が住まない家は、傷むのが早い
  • 草が伸びたり、ゴミを捨てられたりして、近所に迷惑がかかる
  • ひどい状態になると、役所から「特定空き家」などに指定されて、税金が高くなることがある

使う予定がないなら、早めに売ることを考えるのがおすすめです。

相続した家を売るまでの流れ

  1. 相続人を確認する:誰が家を受け継ぐのかをはっきりさせます
  2. 遺産分割の話し合い:相続人が何人かいる場合は、誰が家をもらうのか話し合います
  3. 相続登記をする:家の名義を、亡くなった方から自分に変えます
  4. 家の中を片付ける:家具や荷物を整理します
  5. 査定を受けて売る:不動産会社に値段を見てもらい、売却します

相続登記をしないと売れない

ここが一番大事なポイントです。家の名義が亡くなった方のままだと、その家は売れません。

また、2024年4月から相続登記は義務になりました。相続を知った日から3年以内に登記をしないと、過料(罰金のようなもの)を取られることがあります。手続きが難しいときは、司法書士に頼むと安心です。

相続人が何人かいるときの注意点

兄弟など相続人が何人かいる場合、家を「みんなの共有名義」にすると、あとで困ることが多いです。売るときに全員の同意が必要になるからです。

よくある分け方は、次のようなものです。

  • 家を売って、そのお金をみんなで分ける
  • 1人が家をもらって、ほかの人にお金を払う

できるだけ、元気なうちに話し合っておくのがいいでしょう。

税金のことも知っておこう

家を売って利益が出ると、税金がかかることがあります。ただし、条件を満たすと税金が安くなる特例もあります。

条件は細かく、年によって変わることもあるので、売る前に税務署や税理士に確認しておきましょう。

遠くにある家や、古い家はどうする?

「実家が遠くて、なかなか行けない」「古くてボロボロで、売れる気がしない」という人も多いです。

そんなときは、買取業者に相談するのがおすすめです。

  • 家の中の荷物を、そのままにして売れることがある
  • 古い家でも、そのまま買ってもらえることがある
  • 遠方でも、やりとりを電話や郵送で進められることが多い

まとめ

  • 使う予定のない相続した家は、早めに売ることを考える
  • 名義を変える「相続登記」をしないと売れない。今は義務になっている
  • 相続人が何人かいるときは、共有名義を避けて話し合う
  • 遠い家や古い家は、買取業者に相談するとラク

ひとりで悩まず、まずは無料査定で「いくらで売れるのか」を知ることから始めてみてください。

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